共に育つ愛の保育 500 子ども授かった喜びを味わっていますか

2025年12月17日

共に育つ愛の保育 500 子ども授かった喜びを味わっていますか      飯田 和也

母親として幼稚園・保育園・こども園などへ迎えに行ったとき、「ママ―抱っこ」と力いっぱい胸に飛び込んできたときの肌に触れ合う感触、「車までおんぶ」と甘えて背中にまといついて、背中に重たさを感じたが降りようとしないときの甘え「ママ、迎えに来るの早い、もっと遊んでいたい」と怒って母親の体をたたいたり、いうことをきいてくれないとふてくされた顔を見た時の可愛さ、「ママ、もう少し絵本読んでから帰ろう」と言って膝の上に乗っかって甘えた顔で絵本を読んでもらうとき、

この安心したわが子の目の輝きを見てかわいさが増すなど子どもを授かった喜びを味わうことが保育の場には様々あります。

集団生活での触れ合いは、家庭での甘えるしぐさ、わざと大泣きすること、妹の前でわざとおむつはかせてと赤ちゃん返りすることなど家庭での場面と異なることがあります。

園長や理事長を55年していつまでも元気でおられるのも、乳幼児に遊んでもらっているおかげと感謝しています。

最近では「和也先生」とおおきな声で名前を呼んで寄ってくる女の子がいます。「なーに」というと「手に描いて」というので、こどもの中にはアンパンマン・キティちゃんなどのキャラクターを描いてという子がいる中で「違う」、そこで「なーに」というと「ママ」と言うので「ママって」というと「ママの顔を描いて」と要求を出す子がいます。するとそれを見ていた他の子も「ママ描いて」と手を出してきます。

2歳児はまねる力がついてきて「まねるは学ぶ、学ぶは想像力、そして創造力、さらには独創力」という子どもの発達がわかりやすい子もいて温かい雰囲気に包まれています」

母親として最も感激・感動するのが子どもを授かり産まれた瞬間です。泣き声を聴いて感動の場面です。そして、言葉が「あ・あ」と出た時、さらに初めて立ちあがり、よちよちと一歩を踏み出した時に母親として感動する時と言えます。

さらに、幼稚園の参観日でクラスの中で友達と一緒に椅子に座って、先生の話をジッと座って聴いていることができるのを見ると「こんなにも聞く力・我慢してみている姿」が見られ涙が出る喜びを味わうことができます。

 

特に、発表会では舞台に立つだけでいい、可愛い衣装を見せてくれるだけで感激、歌わなくてもいい、友達と手をつなぐだけでうれしい、文句を言わない、ケチをつけない、入園前を思い出すとトイレ失敗・すぐに泣いていたそんな姿をから大きくなったとじいーんと感激してうれしくなります。

発表会が終わった時は思い切り抱きしめてほめる日です。

親子で一生の思い出を作る日です。

一つでいいから能力を信じて、ほめ上手で一生幸せな親子でいたいものです。